よくある質問
補聴器について
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集音機と補聴器は何が違うのでしょうか?
テレビや新聞広告で紹介されているものの中には補聴器ではなく、集音器の場合があります。
集音器は、音を大きくするだけで個人個人の聴力に合わせたものではありません。
一方、補聴器は聴力に合わせて調整を行う医療機器で、薬事法において管理医療機器の認定を受けています。
製品ごとに認定を受けなければ製造販売ができません。
より良い聞こえのためには、単に音を大きくするだけではなく、個人個人の異なる聞こえに合わせることができる補聴器のご使用をお勧めします。 -
デジタル補聴器とはどのような補聴器のことですか?
従来の補聴器(アナログ式)では補聴器のマイクがひろった音をそのまま大きくするため騒音を抑えることができず、細かい調整ができませんでした。
一方、デジタル補聴器は、補聴器のマイクがひろった音をデジタル信号処理することで会話の聞き取りを損なうことなく騒音を抑えることができます。
お客様の聞え方に合わせ、細かく調整が出来る補聴器がデジタル補聴器です。
また、補聴器装用時のピーピーという不快なハウリングも抑えられます。
ご来店について
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本人だけでいいですか?
はじめてのご相談の場合、出来るだけご家族の方と一緒にご来店いただくことをお勧めします。
聞こえの状態をご家族にもご案内します。
補聴器をつけた方へ話し方など、お手伝いいだきたいこともあるからです。
上手に補聴器をお使いいただくには、ご家族のサポートが大切です。
聞こえの測定について
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お店ではどのような測定をするのですか?
補聴器をフィッティングするために聴力測定と言葉の聞き取りの測定をしております。 また、補聴器を装用したときにどのくらい効果が上がるかどうかも測定いたします。
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事前に耳鼻科へ検査に行った方がいいでしょうか?
下記の禁忌8項目や他に耳に疾患がある場合は事前に耳鼻科に受診されたほうが良いと思われます。
□ 外耳道(耳の入り口から鼓膜の手前まで)痛みまたは不快感はありませんか?
□ 最近、耳垢は多くありませんか?
□ 500HZ、1000HZ、2000HZの聴力に20db以上の気骨導差はありませんか?
□ 耳の手術などによる耳の変形や傷はありませんか?
□ 中耳炎などで耳漏はありませんか?(過去90日以内)
□ 突発性または進行性の聴力低下はありませんか?(過去90日以内)
□ 過去90日以内に左右どちらかの耳に聴力低下はありませんか?(過去90日以内)
□ 急性または慢性のめまいはありませんか?
補聴器の装用について
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補聴器を装用してお風呂に入れますか?
補聴器の種類によっては防水防塵機能の備わったものもあります。
しかし完全防水機能はありません。
プールやお風呂、シャワーの際はご使用いただけませんのでご注意ください。 -
補聴器の寿命はどれくらいですか?
補聴器の耐用年数は平均4~5年といわれています。
補聴器はデリケートな精密器械で汗や耳垢、ホコリを嫌います。
お手入れをきちんと行うことで、平均より長く使用している方もいらっしゃいます。
補聴器を長持ちさせるためにも、ご自分でできる毎日のお手入れだけでなく、店頭での定期的なクリーニング・点検をお勧めします。